福島市松川町水原、絶滅危惧種【クマガイソウ】公開は2024年5月3日(金)~19日(日)

クマガイソウ 散策
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クマガイソウは、ラン科の多年草で、紅紫色の網目模様がある袋のような唇弁を持つ、ユニークな花の形が特徴です。この希少な山野草は、福島市松川町水原に位置する「クマガイソウの里」で見られます。
ここは日本最大級の自然群生地で、約11,000株のクマガイソウが咲き誇ります。

1本の茎に、2つの花をつけたクマガイソウは、5~6ヵ所ありました。
2つの花をつけたクマガイソウ

「クマガイソウの里」は普段は非公開です。クマガイソウの開花時期に合わせ、2024年は5月3日(金)~19日(日)まで「クマガイソウの里まつり」を開催し、一般公開を行います。この機会をお見逃しなく!

「クマガイソウの里」

この自生地は、クマガイソウをはじめとした植物について知識を広め、「開かれた保護」を目指しています。
クマガイソウは乱獲や盗掘が原因で数が激減し、現在は環境省と福島県の絶滅危惧種に指定されています。地元の方々の努力により、クマガイソウに適した環境が作られていることが分かります。

「クマガイソウの里」へのアクセスは、山間部にあるため自動車が便利です。
東北自動車道「福島松川スマートインターチェンジ」から約10分で到着できます。

クマガイソウの開花時期には、黄色の「ヤマブキソウ」
ヤマブキソウ

ニリンソウは1本の茎に白い花が2個つくことが和名の由来です。沢沿いの林などに群生する。花の下の葉には葉柄がないことも特徴。
ニリンソウ

ヤマシャクヤクは山地に自生する。花弁は花芯を大事に守るように少しだけ開き、全開することはめったにない。花の開き始めから散るまでの時間が非常に短く、5月3日、ちょうど花開いたところで、3日間位ということです。
ヤマシャクヤク

イカリソウは船のイカリのような形をした花。色は赤紫色から白色まであり、変化に富む。北海道本州の太平洋側の落葉樹林によく見られます。8枚の蕚片、外側の4枚葉は直ぐに落ち、残った内側の4枚が長い距を持つ花弁のように見える。根は強壮薬に用いられる。
イカリソウ

チゴユリの花は、1本の茎に1~2個咲かせる。お辞儀をしたような可愛らしい姿を「稚児」に例えて名付けられた。稀に茎が枝分かれすることもある。山地のやや明るい林に自生する。
チゴユリ

色々な山野草も咲き、神秘的な風景が広がります。ぜひ「クマガイソウの里まつり」で、この貴重な花を鑑賞してみてください。

クマガイソウ

絶滅危惧種とは

絶滅危惧種は、自然環境の変化や人間の行動によって地球上から姿を消そうとしている生物種を指します。
さまざまな生態系で絶滅の危機に瀕している種が存在しています。
以下にいくつかの例です。

1. 淡水域と汽水域の生物:
淡水域や淡水と海水が混ざり合う汽水域に生息する魚類や両生類は、絶滅危惧種となっています。ダム開発や河川、水路の整備、水田の減少など人間の活動によって生息場所が失われたり、生息環境が大きく変化したりしています。
例えば、かつては身近な存在であったタガメやメダカも絶滅危惧種に選定されており、生き物とのふれあいの機会が失われつつあります。

2. 地域のシンボルとなる生物:
沖縄県のヤンバルクイナや長崎県対馬のツシマヤマネコなど、地域のシンボルとされる生物も絶滅危惧種となっています。これらの種に対しては地域で保全の取組が進められています。

3. 水辺に生息する生物:
水辺に生息する生き物においても、人間の活動が影響を及ぼしています。ダム建設や水路の整備によって生息場所が失われたり、生息環境が変化したりしています。これにより、昆虫や魚などが絶滅危惧種となっています。

絶滅危惧種の保護は重要であり、私たちができることは多岐にわたります。基金への寄付や生き物を守る取り組みを支援する製品の購入、正しい知識の習得などがその一環です。

また、動植物園や昆虫館などの施設を訪れて保全活動に触れることも大切です。絶滅危惧種の保護は、私たちの暮らしと自然環境に密接に関わっており、積極的な取り組みが求められています。


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この記事を書いた人

後期高齢の女性です。神社を巡ったり、花や野菜を育てたりしています。庭にやってくる野鳥やラッピング列車も見かけるとやはりカメラを向けています。元気にあちこち歩きながら楽しみたいと思います。

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