厄除け・難除け日本三不動の一つとして名高い中野不動尊は、福島県福島市飯坂町にあるお寺で古くから人々の信仰を集めてきた霊場です。
中野不動尊は、歴史と伝統ある霊場であり、人々の心のよりどころとなっています。美しい自然に囲まれた静かな環境の中で、心身のリフレッシュと心の安らぎを求める人々に最適な場所です。
最初に目に飛び込んできたのは朱色の建物と横に流れる滝です。
祈祷殿 総ケヤキ造りのお堂
歴史と由緒
恵明道人が山神のお告げによって不動明王を祀り、不滅の聖火を灯したのが始まりとされています。この聖火は現在も奥の院洞窟の中で燃え続けており、その歴史は800年以上にも及びます。江戸以北、特にみちのく地方では「日本三不動のひとつ」として広く知られており、人々の心のよりどころとして親しまれてきました。
大日堂への案内
大日堂へ、下層入口「顕霊門」から洞窟めぐりの入口となっています。
中野不動尊には、本堂の「厄除不動明王」、祈祷殿の「眼守不動明王」、奥の院洞窟内の「三ヶ月不動明王」の三不動明王が祀られています。それぞれの不動明王は、厄除け、眼病平癒、そしてあらゆる願いを叶える力があると信じられています。特に、真剣な願いであればどんなことでも叶えられるとされ、多くの人々が参拝に訪れます。
不動滝は、恵明道人が修行したとされる滝。清らかな水が流れ、心が洗われるような感覚を味わえます。
毎年、2月28日を中心に開催される春を呼ぶ祭り「歳祭り」修行者がこの滝に打たれて心身を浄める「水行」が行われます。
奥の院洞窟は、不動滝の後ろ側にあり、不滅の聖火が燃え続けている洞窟。神秘的な雰囲気に包まれ、参拝者の心を鎮めます。
奥の院「洞窟めぐり」の出入口の一つ 寂光門は、洞窟の最東端にあり、唐風重層の門。初詣や歳祭りに開けられます。入って右側が札受け所です。
7月中旬『夏のお茶会』があり、お抹茶が振る舞われます。
中野山 大正寺 本堂 ご本尊「厄除け不動明王」
入口を見上げるとお面の絵が並んでいます。
中野不動尊 年中行事 <<2023年の行事から>>
中野不動尊では、一年を通して様々な年中行事が行われています。
特に、大晦日の除夜祭は盛大に行われ、多くの人々が参拝に訪れます。
1月1日(日)〜1月15日(日)
初詣 1日〜3日まで十六沼公園臨時駐車場より無料シャトルバスを運行。
2月15日(水)
釈尊涅槃会 2月1日から15日まで涅槃図を本堂内にお祀りします
2月23日(木祝)〜3月5日(日)
歳祭り 午前10時〜特別大護摩祈祷
※2/23,28は午前9時より水行があります。
3月18日(土)~3月24日(金)
彼岸会
4月8日(土)
釈尊降誕会(花祭り)
4月1日から8日まで本堂内に花御堂をお祀りします。
8日にご参拝の方には茶屋にて鉢花のプレゼント
4月28日(金)・4月29日(土祝)
春季大祭(発光日/春祭り)
・春の茶席 特別企画(お茶菓子付抹茶無料サービス)がございます。
4月28日(金)〜5月7日(日)
春らんまんゴールデンウィーク
茶屋にて特別企画がございます
さくら茶無料 厄除だんご半額
7月17日(月祝)
夏の茶席 特別企画(お茶菓子付抹茶無料サービス)がございます
8月13日(日)~8月16日(水)
盂蘭盆会
8月20日(日)
願い灯ろう 午後4時頃 お願いごとが書かれた灯ろうに火が灯され境内に並べられます
施食会 午後6時より本堂にて施食会法要が厳修されます
打ち上げ花火 午後8時頃より、花火を打ち上げます
9月20日(水)~9月26日(火)
彼岸会
10月15日(日)〜11月23日(木祝)
七五三祈祷
記念写真と着物レンタル(着付け込み)の無料サービスあり
12月8日(金)
釈尊成道会 お釈迦様がお悟りを開かれた日です
本堂にて法要が厳修されます
12月26日(火)
寿餅会(餅つき) 午前10時~法要・餅つき
アクセス
タクシー・バス ⇒ 福島駅より約25分
電車
福島交通飯坂線で約25分終点「飯坂温泉駅」で下車後、タクシーで約10分
中野不動尊のお電話でのお問い合わせ
電話 024-542-2100
電話受付 8:00~17:00まで
所在地
〒960-0261 福島県福島市飯坂町中野字堰坂28
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